「マーキュリー通信」no.3131【マンション管理、7つの失敗とその回避策-22「長期修 繕計画の妥当性をチェックする」】
長期修繕計画は通常管理会社が作成し、その内容も特に吟味せず、そのまま長期修繕計
画として計上することが多いです。
私の住むマンションでもそうでした。その長期修繕計画によると築30年目には1.5億円の
長期修繕積立金不足に陥ることになりました。
そこで、長期修繕計画の内容を厳しくチェックしました。
すると、機械式駐車場の維持と全面交換費用が5千万円も相違していることが分かりま
した。
管理会社は、国交省の定める数字をそのまま私の住むマンションに当てはめたことが分
かりました。
しかし、国交省の定める機械式駐車場は屋外の駐車場を想定していました。しかし、私
の住むマンションは屋内の駐車場なので、維持費用が圧倒的に安価につくことが分かり
ました。
その時点で管理会社に対する信頼が一気になくなりました。それから他の費目も厳しく
チェックしました。
管理会社は、長期修繕計画の工事費目を受注できれば、自社の利益に繋がるのでその程
度にしか考えていないようでした。
全て管理会社任せにしておくとえらいことになることが分かりました。
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