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2017年2月19日 (日)

「マーキュリー通信」no.3151【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-103 「介護保険制度は認知症老人輩出システム」】

本日グループホームに住んでいる義母に2年ぶりに面会しました。

義母は現在90歳ですが、この2年間で認知症が一気に進み、私のことが分からず、女性と

思っていたようです。
そして、実の娘のことも分からなくなってしまいました。

まだまだ元気なのですが、明らかに2年前と比べ顔つきが変わってしまいました。

本日は義兄の7回忌でしたが、石けんを食べてしまうほど認知症が進み、義兄の存在を忘

れてしまったので、法事には連れて行けませんでした。

同グループホームの入居老人のケアシステムは確立しており、実の娘でさえ勝手にプレ

ゼントをしたり、外出に連れ出したりできません。

義母は6畳一間の洋室に軟禁状態で、介護ケアは完備しています。しかし、何もやること

がなく、考えることもなく、外部との接触も娘以外殆どないので、認知症がどんどん進

んでいます。

2年間で要介護度が2から4に上がりました。

認知症老人を扱うので、現場のスタッフは心労が絶えません。

一方で、要介護度が2から4に上がったので、国からの収入は上がり、経営的には増収と

なります。

義母はまだまだ元気なのでこのグループホームの収益に当面は寄与します。

私は介護保険制度ができる前に、同制度に猛反対しました。役人がやる場合に、このよ

うな経営実態が予測されたからです。
そして、介護保険財政は早晩破綻すると予測したからです。

このような実態から今後も認知症老人は増え続け、特に団塊の世代が全員後期高齢者と

なる2024年以降は認知症老人も急増すると予想されています。

これに対処するために、私は宗教界との連携が今後益々必要になると思います。

宗教は死後の世界を説きます。

高齢者が認知症老人に陥らないように、宗教と接する機会を政府や自治体を始め社会が

促進しする世論を形成し、スムーズにあの世に旅立てるようにしていくことです。

既存の宗教は葬式のではないことを本日の法事から改めて感じました。

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