「マーキュリー通信」no.3185【空き家1千万戸時代に チャレンジする-36「空き家問題 対策チーム」発足】
昨日メルマガ読者交流会第48回「ビジネス情報交換会」が行われました。
テーマは、空き家問題でした。
第1部は成田緑司法書士による「空き家問題ってどういうこと?私たちにも関係あるの?
」
そして、第2部は私菅谷信雄(一般社団法人空き家問題解決協会代表理事の立場)による
「空き家問題のWin-Winの解決策 「レベニューシェア」方式のご提案」でした。
空き家戸数は平成25年の調査では820万戸でした。但し、5年ごとの調査なので次回はは
来年の調査となるでしょうが、その時は900万戸を超えていると思います。
人口減少時代にもかかわらず、政府は以前新築優遇策を進めています。
その分空き家が増えているわけですが、景気刺激対策と業界との利権構造、縦割り行政
等でこの政策を当分は止めるわけにはいかないでしょう。
一方で行政の対応もまちまちです。私の住む豊島区はポーズに過ぎず、行政の遅れが目
立ちます。
そうこう言っている内に超高齢者社会は待ったなしに進んでおり、独居老人数は加速化
しています。
行政は後見人制度の充実を進めていますが、独居老人にそれを考えること自体難しいの
が現状です。
昨日の「ビジネス情報交換会」参加者は、大手デベロッパー、工務店、リフォーム業者
、マンション再生支援、マンション問題コンサルタント等様々な立場の人が参加しまし
た。
そこで、超高齢者社会の中で発生している様々な切り口、視点で捉え、具体的に解決し
ていこうという趣旨で、新たに「空き家問題対策チーム」を立ち上げることにしました
。
そして、私がチームリーダーを引き受けることとなりました。
当会は、ボランティアの団体で、会則も会費も特に設けません。尚、会則等は今後必要
に応じ作れば良いと思います。
空き家問題に関心を持つ人が集まり、ユーザー側の視点、業者側の視点、コンサルタン
ト側の視点等様々な視点で取り上げていきたいと思います。
皆さんから忌憚のない意見を頂戴し、必要に応じ賛同者が会合を持ちたいと思います。
本趣旨にご賛同いただいた方は、私宛にメールを頂けますか。
尚、当会はクローズとの少数の団体ですので、メンバー同士のやりとりはオープンにし
て忌憚のない意見を出し合う場にしたいと思います。
一般社団法人空き家問題解決協会 代表理事
マンション管理コンサルタント 菅谷信雄
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.3184【ワンポイントアップの人間力-110「自己顕示欲vs自己 嫌悪」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.3186【ワンポイントアップの経営術-187「従業員の強みにフォ ーカスして使う」】 »
コメント