「マーキュリー通信」no.3195【奇人変人の異見-298「プロ野球12球団で唯一観客減少 の巨人軍、その最大の理由とは?」】
過去3年間の観客動員数で、巨人軍が0.4%減300万人と唯一減少しています。
ロッテ24.7%増152万人、DeNA23.9%増193万人、ヤクルト23.6%増177万人、二桁の伸び
は、広島13.2%増215万人、楽天11.7%増162万人です。
そして、観客動員数でもかつてのように巨人軍の一人勝ちではなくなってきています。
観客動員数が下がり、テレビの野球中継も今やBSへと移動させられてしまいました。
その理由は優勝至上主義を掲げ、毎年ダメな外人選手や他球団の一流選手をFAで獲得し
て来たためです。
その結果、ドラフトで獲得した有望若手選手の芽を摘み、成績が上がらないと他球団に
放出してしまうという負の連鎖を繰り返してきたからです。
だから野球中継を見ても感動しないので、翌朝の勝敗の結果だけを見ています。
特に今年はひどすぎます。年俸10億円の補強を行ったといわれていますが、かつて楽天
の優勝に貢献したマギー以外故障や不振で全く貢献していません。
皮肉なことに、そのお陰で将来のクリーンアップ候補と呼ばれて久しい中井が活躍して
います。
特に育成選手から這い上がってきた篠原投手が初登板初勝利達成という快挙には感動し
ました。
私としては今年はつまらないから野球中継を見るのを止めようと思っていたところに、
思わぬハプニングで多少面白くなってきたので、時々見ています。
故障者が復活せず、使い物にならずこのまま退団することを期待しています。
又、他球団からトレードで活躍した立岡、石川も活躍しています。尚、この2人は一流選
手ではないので、生え抜きの選手との競争に曝されるので、それは由としたいです。
さて、巨人軍の人気回復策としては、ダメな外人選手と他球団から獲得した一流選手の
内、不満足な成績の選手は全員解雇することにします。
そして、生え抜きの選手登用をファンにアピールします。若手選手の大半は走ることが
得意なので、走って走って走りまくる野球をファンにアピールしたら、ファンは戻って
くると思います。
かつて山口鉄也、松本哲也の2選手が育成選手から這い上がってきて大活躍しました。フ
ァンはそれを望んでいます。
これを1年間やり抜いたら良いと思います。ファンは正直です。その結果、優勝できなく
てもファンは応援してくれるはずです。
巨人軍首脳がファンの気持ちを正しく理解したときに、巨人軍の人気回復の最大の効果
となる事を肝に命じて欲しいと思います。
尚、今年の巨人は、たとえトレードで獲得した大物選手が復帰しても、優勝は厳しいと
思います。
高橋由伸監督の采配は良きにつけ悪しきにつけ原辰徳前監督と同じだからです。
外野手出身の同監督は投手の継投策で何度も失敗し、勝ちゲームを何試合も落としてい
ます。
又、成績が極端に不振の長野外野手を使い続けています。その為に勝つべき所でヒット
が出ないで負けに繋がったケースもあります。
人気優先で監督にしてしまった高橋由伸監督を、彼のためにも今年優勝できなかったら
思い切って更迭すべきと考えます。
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