「マーキュリー通信」no.3199【富、無限大コンサルタントを目指して-24「経営参謀役 には士業は務まらない」】
時々税理士に経営相談をする経営者がいますが、税理士は決算書類を基に、正しい税金
計算をすることを生業としている専門家です。
ある企業の決算書類を見たとき、資本金は僅か300万円でした。これでは直ぐに債務超過
に陥ってしまいます。
一方、社長からの借入金は700万円でした。
その社長は税理士に相談すると、社長からの借入金はそのまま返済に充てれば良い。そ
うすれば税金のかからない所得となるとのアドバイスでした。
しかし、私はもし大企業と取引したいのなら、借入金を資本金に振り替え、1000万円に
するようアドバイスしました。
そして、その社長はそのようにしました。
これが経営コンサルタントと税理士の視点の違いです。
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