「マーキュリー通信」no.3228【その時人生が動いた-31「本日は㈱もしもしホットライ ン創業30周年」】
本日はもしもしホットライン(現在のりらいあコミュニケーションズ)創業30周年の日
です。
三井物産の鉄鋼部門から情報産業部門に異動して、初の大仕事でした。丁度電電公社が
民営化され、NTTになった頃でした。そして、通信市場の自由化の幕開けの時でした。
その前の1980年末にカナダ(カルガリー出張所)に転勤したときにカルチャーショック
を受けました。
当時の日本は電電公社の時代で、電話を申し込んでから開通まで1ヶ月もかかっていまし
た。
それがカルガリーの電話局に電話の申込みをすると、開通が何と翌日のことにびっくり
しました。
通話料金も日本の10分の1程度でした。更に、通信市場は自由化されていたので、人々は
2台目からはショッピングセンターで購入していました。
各部屋にはモジュラージャックがあったので、それに差し込めば直ぐに使えます。
当時の日本はダイヤル式の黒電話を玄関に1台置いていた時代でした。
日本の通信市場は10年遅れていました。
当時フリーダイヤルを使ったカスタマーセンターが流行出しました。
カナダでは通話料無料ののトールフリーサービスが流行っていました。
そんな経験をした後だっただけに、私はテレマーケティングの新会社もしもしホットラ
インは通信の自由化の波に乗って成功すると確信していました。
株式会社もしもしホットラインの創業、そしてその後同社に出向し営業担当役員の経験
は私の人生に大きな影響を与えました。
丁度その10年後に25年勤務した三井物産を退職することになります。
私の知らない能力が大きく開花した時期でもあり、私が社会人人生で一番輝いていた時
期でした。
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