「マーキュリー通信」no.3272【人生に勝利する方程式-160「前後裁断する」】
「前後裁断」は、江戸時代、沢庵禅師が「過去も未来も裁ち切り、今に集中すること」
を説いたものです。
私の人生で第1回目の「前後裁断」は、一橋大学受験でした。
高校受験で失敗した私は大学受験では受験勉強に集中することを決意しました。
高校受験失敗の理由は、あまり受験勉強をせず、ビートルズに夢中になったことでした
。
そこで、大学受験では、ビートルズのレコードシングル盤約50枚を全て処分しました。
大学受験に合格したら又買えば良いと思いました。
又、あまり受験勉強をしなかったので、高校受験の最初の試験科目国語の時に、得意の
漢字の書き取りで手が震えて良くできませんでした。これでケチがついて、1点差に泣い
て、立川高校を不合格となりました。
そこで、大学受験ではこの上がり防止対策として、一橋大学を訪ね、一橋大学の学生に
なっているイメージをしました。
当然受験勉強不足では又上がってしまう可能性があったので、大学受験を徹底的にしま
した。但し、3年間は受験勉強に集中できないだろうと思い、高1の時は徹底的に羽を伸
ばしました。そして、2年生から受験勉強に集中しました。
この作戦が功を奏し、一橋大学商学部に現役合格することができました。
今から50年前のことですが、私の人生で前後裁断して初めて人生に勝利した瞬間でした
。
現在も、生涯現役社会推進の原資を作る為に、前後裁断してその事業に全力投球中です
。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
中学3年生の時にビートルズに夢中になったお陰で、英語が得意になりました。私の英語
の発音は日本人にしては良い方ですが、これも若いときにビートルズの歌を歌いまくっ
ていた成果と思います。今でも月1回程度カラオケでビートルズの歌を一人で2時間歌い
まくりストレスを発散しています。
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