「マーキュリー通信」no.3273【人生に勝利する方程式-161「人生、何のために働くのか ?」】
中世のヨーロッパに伝わる「3人の石工」の話は有名です。
作業場を通りかかる一人の男が3人の石工それぞれに「何に取り組んでいるのか?」と聞
きました。
1人目の石工は、「石灰岩のブロックを角出ししているんだ」、2人目の石工は「壁を組
み立てているのさ」と憮然とした表情で答えました。
3人目の石工は誇らしげに「美しい大聖堂を建てているんです。人々が神を礼拝できるよ
うに」と回答しました。
高校2年生の時に私は「日本は資源がない。日本の国是は貿易立国。だから将来資源の輸
入等で日本の役に立ちたい」というミッション(使命感)を持ちました。
そこで、一橋大学に進学し、総合商社三井物産に入社しました。
入社9年目、31歳の時、カナダ三井物産(カルガリー市)に転勤となりました。
カナディアンロッキーには良質の炭鉱があり、200億円投資して、新規炭鉱を開発し、カ
ナダ炭を日本の鉄鋼会社等に輸出する機会に恵まれました。そして、自分の夢は実現し
ました。
今から30年前にテレマーケティングの新会社株式会社もしもしホットラインを企業内起
業家としてゼロから立ち上げ、ベンチャー企業立ち上げの喜びを体験しました。
その10年後に三井物産を退職し、中小・ベンチャー企業経営コンサルタントの道を歩み
始めました。
中小企業を元気にすることが日本の活性化に繋がるとのミッションの思いを持っていま
す。
過去20年間で15社に数千万円投資してきました。上場した企業もあります。その時の喜
びはひとしおでした。
今は、生涯現役社会を構築することが、社会保障費で押しつぶされている日本を救う道
と思い、その為の資金作りをしているところです。
私自身の人生を振り返り、ミッションに生き、それを実現することで喜びを感じる。こ
れが自分に忠実に生きる人生と感じています。
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