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2017年12月 8日 (金)

「マーキュリー通信」no.3344【本日はジョン・レノンの37回目の命日】

本日はジョン・レノンが凶弾に倒れて37回目の命日です。

ジョンはビートルズを去り、反戦思想家としても活動しました。

1969年3月にジョンとヨーコはジブラルタルで挙式し、新婚旅行で訪れたアムステルダ

ムとモントリオールで「ベッド・イン」という平和を訴えるパフォーマンスを行いまし

た。その時の歌が反戦歌"Give peace a chance"という名曲です。

私はその頃20歳の大学生でした。

多くの若者は米国のベトナム戦争に反対し、ジョンに共感を持ちました。

あれから50年近く経ち、時代は大きく変わりました。

しかし、ジョンの平和を愛する気持ちは今でも我々の心に刻み込まれています。それが

ジョンの最大のヒット曲"Imagine"の歌詞に綴られています。

ビートルズでは、ジョンとポール・マッカートニーの実力が突出していますが、私はジ

ョンのほうが境遇的に共感を感じています。

ジョンはは子供の頃、母親ジュリアが他の男性と同棲していたので母親の姉ミミ伯母さ

ん夫婦に育てられました。
父親は船乗りのため、航海中で不在がちでした。

そんな寂しさを名曲"Mother"で訴えています。
”Mama,don't go, Daddy come home"と何度も訴え、絶叫しています。

実は、私は、母親が5歳で病死し、6歳で父親が家出しました。

カラオケで時々"Mother"を一人で歌いますが、歌いながら止めどもなく涙が流れていま

す。

本日もジョンの命日を偲び、"Mother"を歌いました。やはり、”Mama,don't go, Daddy

come home"を歌うとき、大粒の涙が次から次へと頬を伝ってきました。

そんな時、ジョンと心が通じ合った瞬間です。

きっとジョンは天国で心安らかに平和を祈りながら日々歌っていることでしょう。

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