「マーキュリー通信」no.3371【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-106「"Time flies like an arrow"の訳は?」】
これまでコンピュータは"Time flies like an arrow"を「時のハエは矢を好む」と訳
していましたが、AIの発達で昨年やっと「光陰矢の如し」と訳すようになったそうです
。
AIの発達により翻訳業の仕事は益々減少となるでしょう。
しかし、それでも上記の直訳は「時は矢のように飛ぶ」となり、「光陰矢の如し」のよ
うな名訳は1つ1つAIに覚え込ませなければならず、まだまだその面で人間の方が上とい
えます。
一方で日本人は未だに勝手な誤訳、乱用が目立ちます。
古くはビートルズの歌で「Norwegean wood」を「ノルウェーの森」と誤訳の例は有名で
す。woodの第一義は、木の皮の下の木質部分です。第二義が森となります。
今でもこの種の誤訳が多く、大手企業ですら間違うことがあります。公にする前に、間
違えないかどうかnative checkするという習慣を付けないと恥をかきます。
それこそAIに直に抜かれてしまいます。
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