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2018年1月28日 (日)

「マーキュリー通信」no.3376【一人の黒人女性が米国社会を変えた!】

1955年米国アラバマ州で起きた事件です。

バスに乗っていた一人の黒人女性ローザ・スパークスは、運転手から席を白人に譲るよ

う指示されました。

ローザはこれを拒否した結果、刑務所行きとなりました。

当時の米国の法律では、黒人は白人に席を譲ることが法律で決まっていたので、法律違

反の罪に問わたわけです。

ローザは刑務所の中から他の黒人女性に、バス乗車をボイコットするよう訴えました。

ローザの呼びかけに黒人は賛同し、13ヶ月間バス乗車のボイコット運動は続きました。

ガラガラとな市営バスはとうとう音を上げ、法律が改正され、ローザの主張が通りまし

た。

この事件を知ったマルチン・ルーサーキング牧師による黒人の公民権運動へと発展し、

黒人を差別する法律の廃止へと繋がっていきます。

欧米人の考える自由とは、白人同士の自由であり、黄色人種や黒人は別と考えられてい

ました。

その意味でこの黒人女性の勇気は米国のみならず世界へと影響を与えていきました。

人種差別の強い南アフリカ共和国でもマンデラ大統領が刑務所から出頭後、差別と戦い

ながら人種隔離政策を撤廃することに成功しました。

昨年12月トランプ大統領は、大減税政策を実施する際に、62年前のこの事件に触れまし

た。
そして、「人間は人種を問わず、神の子として自由を受ける権利がある」と語りました

ここから次は続編として、「トランプ大統領が目指す大減税の真の意味とは?」に続き

ますのでご期待ください。

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