「マーキュリー通信」no.3437【生涯現役社会が日本を救う-36「日野原重明先生の生涯現役人 生に学ぶ-2」】
第2回 「本当の出遭いとは最期に分かる」
長い人生を生きていくときに、多くの人との出逢いがあります。
多くの人との出逢いにより、自分は磨かれ、自己成長していきます。
時には優しく、時には厳しく、そして時にはひどい仕打ちを受けたりします。又、ライバルの
存在もあります。
自分に対して厳しく接する人は、自分の欠点を直すための観世音菩薩の役割を果たすこともあ
ります。
更にある時はひどい仕打ちを受けると、何てひどい人だと思ったりします。しかし、実はそれ
は自分の欠点を直すために嫌われ役となって現れることもあります。
しかし、多くの人との出逢いは最期自分があの世に旅立つときに分かります。
従って、自分にとって嫌な人が実は本当の出遭いであったことも分かります。
人は最期死を迎えるときに、これまでの人生が走馬灯のようにスクリーンに映し出されてきま
す。
多くの人の恩を受けたことが分かり、感謝の念が湧いてきます
逆に悪役として自分に立ち向かってきた人にすら、自分の欠点を矯正するために出遭ったのだ
と分かると感謝の念すら湧いてきます。
そして、あの世へと旅立っていきます。あの世の存在を知ると、決して死は怖くないことが分
かります。
むしろ新しい世界への希望へのと心が切り替わってきます。
日野原重明先生は今頃は天国の医療の世界で活躍していることと思います。
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