「マーキュリー通信」no.3442【生涯現役社会が日本を救う-40「余り語られていない人口減社 会の恐怖」】
長期のデフレが続いていますが、それは需給ギャップが埋まらないためです。
一方で日本社会は人口減社会が進展し、これが加速化しています。
この人口減社会がある一定の段階になるとスケールメリットが薄れ、供給量が不足してくると
価格上昇に繋がっていきます。つまり購買力が落ちてくるからです。
既にウナギ等を始めとした魚介類でその傾向が現れて始めています。
地方では物流コストがかさみ、却って首都圏より物価が高い地域もあります。
この流れに歯止めをかける為の一つの方策として、高齢者にももっと働いてもらい、所得を増
やし、購買力を上げていくことが必要です。
今後年収300万円以下の高齢者が更に増加していくと、「老後のために」「病気の時のために」
預貯金しようという気持ちが働き、ますます消費は冷え込んでいきます。
そうならないために生涯現役社会を進展させ、総労働力化していくことが求められます。
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