「マーキュリー通信」no.3446【生涯現役社会が日本を救う-42「人口減社会ではマイホームは所有から利用の時代へ」】
人口減社会は右肩下がりの時代です。
購入したマイホームは、その時点から一部の地域を除き購入価格を下回ります。マイホームは今や負の資産、負動産となります。
そして、超長期の住宅ローンを抱え、人生の重荷となります。
更には日本は地震を始めとした災害大国です。いつマイホームが地震等の被害を受け、価値が一気に下がるリスクがあります。
従って、人口減社会ではマイホームはライフスタイルに合わせて住み替えることがベターと考えます。
本日私は23年間住み慣れたライオンズシティ池袋から北区王子の新築マンションに引っ越します。今度は賃貸なので自然災害のリスクから回避できます。
都内マンション価格は来年10月の消費増税までは値上がり傾向にあり、それを過ぎると値下がりすると判断し、今回の決断となりました。
賃貸のリスクは、家賃をどの程度払えるかがポイントとなります。
私はその目安を、年金+年金以外の収入にマイホーム売却代金を加算します。
人生100年時代なので、100歳まで生きると想定し、残りの人生の期間で割ります。但し、葬式代や病気等まさかの時の備えとして500万円程度残しておきます。
更に夫婦で旅行したい場合にはその分もプラスアルファしておきます。
マイホームを死ぬまで所有し、遺産相続するより、その方が国民経済的にはプラスです。
我が家の場合、子供がいないので死ぬまでに全財産を使い切ってあの世に旅立つ予定です。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
今度のマンションは今より1割程度広い75.6㎡3LDKですが、部屋を広くゆったりと使う為に、2LDKとして使います。
その為に、本と衣類、雑貨を中心に徹底的に断捨離しました。
モノは住まいの広さに合わせてどんどん増殖していくことを身をもって体験しました。
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