「マーキュリー通信」no.3457【生涯現役社会が日本を救う-43「超高齢者社会ではデフレは寧 ろ歓迎」】
政府は2%のインフレターゲット達成の為に必死になっています。
しかし、果たして2%の物価上昇率を国民は歓迎しているのでしょうか。
来年10月には消費増税により税率が現在の8%から10%に上がります。これは物価が単純
に2%上がったことと同じです。
逆に企業にとっては売上は上がらず、却って買い控えが起こり、マイナスです。
超高齢者社会では、65歳以上の高齢者は約3500万人、28%もいます。年金受給世代に
とっては、まさにダブルパンチです。
一方、日本の企業の内、99.7%は中小企業で、人数にすると70%を占めます。
その大半は賃上げの恩恵を受けません。
更に、社会保障費は年々増加していきます。その為、国民の可処分所得は減少し続けています
。
従って、国民は寧ろデフレを歓迎しているはずです。政府や官僚の社会保障制度維持の為とい
う大義名分に踊らされているだけです。
私が提唱する生涯現役社会はこの3悪(インフレ、消費増税、社会保障費増加)に打ち勝つた
めの新たな社会制度の構築を目的としています。
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