「マーキュリー通信」no.3461【ワンポイントアップの営業力-88「誠実さは良い仕事をする」 】
転居の際に、3社の営業マンと接しました。
ずっと営業をやっている自分には久しぶりに顧客の立場です。
3社の営業マンは、業務内容によって顧客対応も異なります。
1社目の営業マンは引越業者のサカイ引越センター。
こちらのアポの取り方は、業務の性格上、何時から何時の間に伺いますというやり方。
3社から見積りをとり、結局サカイ引越センターがライバルアート引越センターより8万円も安
い28万円だったので、サカイに決めました。
しかし、実際に引越の際の段ボール箱に詰める際に、全てお任せだったはずが、女性チーム3名
だったため、午前中に終わらず、夜7時まで我が家でも手伝う羽目になりました。
アート引越センターの営業マンが「3人では絶対不足です。6人は必要です。」と言っていた通
りでした。結局、営業マンがアートより安い見積もりで注文を取りたいために、人工数を減ら
して注文を取ったことに気付きました。
2社目は、新居探しのエイブル。こちらはエイブルの王子店まで足を運び、新居の内覧に伺いま
した。
しかし、こちらの営業マンは、賃貸借契約の基本的なことを知りませんでした。
賃貸借契約の中途解約の条項で、「賃借人は3ヶ月前の通知でいつでも解約可。一方、家主は特
別の事情がある場合に限り6ヶ月前の通知で解約可」とあったので、「家主が自宅を売却して、
賃貸物件に入居を希望する場合には、特別の事情にならないか?」との質問に答えられません
でした。又、「家主が変わった場合でも、新たに賃貸借契約を結ぶことで、賃借人の権利は守
られるのか」との質問に答えられませんでした。
その営業マンが調べ、どちらも特別の事情には当たらないことが分かりました。
その他、この営業マンは賃借物件の基本的なこと、「電力供給は長谷工アネシス以外は不可」
ということも知りませんでした。
その他こちらの質問に対し、調べもせずにいい加減な対応をするので、ずいぶんと振り回され
ました。
3社目は旧居の売却の為に三井のリハウスを選びました。
こちらは約束の時間に毎回正確に来ます。
前2社の営業マンとは異なり、言葉使いも、身なり、態度も一流の対応です。
そして、誠実で丁寧な対応なので、安心して任せることができます。
営業にはいろいろな営業があり、その職種によって営業マンの育てられているのだと感じまし
た。
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