「マーキュリー通信」no.3525【ワンポイントアップの人間力-140 「脅しやはったりで他人を 屈服させると人間力が低下していく」】
サラリーマンの世界では厳しい出世争いが展開しています。
競争相手の悪口を言ったり、自分の部下には脅しをかけたり、時にははったりで屈服させたり
しようとすることもあります。
私がサラリーマンを辞めた理由の1つとして、そんな世界が嫌だったこともあります。
人によっては、サラリーマンを辞めてからもこの性癖から抜けきれない人もいます。
サラリーマン時代は、役職、肩書き等で人はついてくることが多いです。
しかし、サラリーマンを辞めたら人脈です。
人脈作りの基本は信頼関係です。そして、そのベースに人間力があります。
サラリーマン時代の性癖が抜けきれないと、人は無言で去って行くことになります。
そして、その時に裸の王様になっていることに気付かされます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
カナダ三井物産駐在時代、私は当時のバンクーバー支店長を好きになれませんでした。
自分の上司に対してはこびへつらい、部下に対しては尊大な態度をとる同支店長を軽蔑してい
ました。
しかし、同氏が退職した後に再会したとき、同氏は穏やかな人間に変わっていました。
同氏から肩書きが取れると、本来の自分に戻るのだと感じました。
それ以来、同氏とは親しくなりました。
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