「マーキュリー通信」no.3545【生涯現役社会が日本を救う-58「現代の介護保険制度は認知症 老人輩出制度」】
最近私の両親が介護入院しました。
95歳の父が要介護度4、88歳の母が要介護度2です。
二人の要介護の内容が異なるため、別の介護病院に入院しています。
今週父に会った際、父の認知症は進んでいました。
父は周りの高齢者と話すことは殆どないそうです。
食事以外は週刊誌や新聞を読んでいるそうです。
かろうじて生かされているという感じでした。
ただ漠然として生かされているので、認知症はどんどん進んでいくのは当然と思いました。
今週、西八王子にある介護病院(天使病院)から高尾にある介護病院(恩方病院)に介護タク
シーに乗って、母を訪ねました。
二人は2ヶ月ぶりの感激の涙の再会でした。
現在介護施設付の老人ホームを探していますが、これが決まれば夫婦そろって施設に入居でき
るので、認知症の進行に歯止めがかかればと思っています。
一方、91歳の義母はグループホームに入居して3年以上経過です。
こちらも認知症がどんどん進み、娘のことすら分からなくなってしまいました。
両親の入院費用は月額35万円、国が9割負担しているので、入院費用は月額350万円もかかるこ
とになります。
これでは医療財政が破綻するのも当然です。今後、団塊の世代が後期高齢者になるに従い、医
療財政を更に圧迫していきます。
同時に介護保険財政も破綻へと追い込まれていきます。
そうならないためにも、親の面倒は原則家族が面倒を見ることとして、どうしてもできない家
族は国の介護保険制度を利用する方式に切り換えるべきです。
一方で、生涯現役制度の仕組みを取り入れることで、認知症老人の輩出を食い止めることにな
ります。
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