「マーキュリー通信」no.3554【ワンポイントアップの経営術-217「道楽を本業にしてはいけな い!」】
O社長は現役時代から酒豪で、銀座のナイトクラブをハシゴし、一晩に百万円を使い、1ヶ月で
1000万円を使った強者でした。
そんなO社長は、ナイトクラブを開くことが夢でした。
そして、先月念願のナイトクラブを錦糸町にオープンしました。
私も友人知人とお祝いに駆けつけました。
しかし、O社長は開店までの心身にわたる疲労が重なり、腰痛でダウン。肝腎の開店日には休む
有様でした。
私が同店を訪ねたとき、同店の客は私の友人知人7名だけでした。これに対し、ホステスの数が
6名もいました。
店内を見渡すと、花輪は私と友人の2つプラスもう1つ、3つしかありませんでした。
O社長はその後も店を殆ど出ていません。
こんな調子ですから、店内はがらがらで閉店も時間の問題です。
道楽とナイトクラブの経営は別問題。
私は開業前からO社長には、未経験の分野、それもかなり難しいナイトクラブ開業には反対でし
た。しかし、O社長は聴く耳を持ちませんでした。
やはり客としてホステスに囲まれながら賑やかに過ごす方がO社長には向いているようです。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
昨夜は、仲間と居酒屋で飲みました。
仲間と居酒屋で楽しいひとときを過ごすことの方が私には向いているようです。
高い料金を払って、見ず知らずのホステスと会話を交わすのは、私にとっては苦手なようです
。
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