「マーキュリー通信」no.3575【ワンポイントアップのコミュニケーション力-166「たった一 言が」】
詩人の故サトウ・ハチローの名言に「たった一言が人の心を傷つける たった一言が人の心を
暖める」があります。
私は座右の銘として仕事場に飾っています。
何気なく言った自分の言葉が相手を傷つけることがあります。
これは相手との人間関係、性格、年齢等によって、同じ言葉でも相手の受け止め方はかなり異
なります。
「バカ」という言葉1つとっても、抑揚、語気等によって相手の受け止め方はかなり異なります
。時には愛情表現になったりもします。
一方、自分自身も相手の言葉で傷つけられることが時々あります。
その時は、自分が傷つけられた言葉は、自分は使わないように肝に命じておきます。この気持
ちが人間関係を円滑化していくと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
最近、障害者を「障がい者」と表記する機会が増えてきました。
障害者という漢字は害を与えるという偏見をイメージするので、敢えて「障がい者」とひらが
な表記しているそうです。
「障がい者」の立場からすれば、障害者と書かれたらやはり傷つくのではないかと思います。
価値観が多様化した現代社会で、弱者に対する思いやり、いたわりの心の大切さを漢字の表記
から学びました。
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