「マーキュリー通信」no.3578【発展を続ける自由の国、シンガポール】
シンガポールに3泊4日(8~11日)で訪ねました。
シンガポールを訪問するのは21年ぶりです。
21年前にシンガポールに初めて訪ねたとき、ショックを受けました。
「これでは規制大国日本は太刀打ちできない。時間の経過と共に地盤沈下していく」ことを実
感しました。
更に当時も英語が共通言語としてどこでも通じることでした。
又、空港もダウンタウンまで30~40分と近く、いずれ日本を抜いてアジアのハブ空港化してい
くだろうと思いました。
あれから21年経ち、その通りになっています。
日本は益々規制強化され、官僚が支配する住みにくい国になっています。
英語は相変わらず通じません。これでは国際化からますます取り残されていきます。
一方、シンガポールは必要な規制、例えば喫煙やチューインガムの歩きながらは厳しく規制さ
れています。従って、街が清潔です。
ギャンブルは厳しく取り締まり、パチンコ店はありません。
但しカジノは許可された場所でしかできません。カジノ会場を覗きましたが、パスポートがな
いと入れません。
こういうメリハリの効いた国家運営により、ますます発展しています。
但し、文化的蓄積がないので、日本はその部分で圧倒的に優位に立ちます。
今後は文化的蓄積を活かしながら、諸外国から観光、ビジネスで訪ねる外国人を増やすしか勝
ち目がないようです。
最近、英語の翻訳機ができたので、これは強力な助っ人になりそうです。
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