「マーキュリー通信」no.3579【生涯現役社会が日本を救う-67「人生100年時代の新たなリス クを認識して、対策を立てる」】
最近老老介護がクローズアップされています。
4ヶ月前に95歳の父が脳の手術で入院してから、人生100年時代の現実の大きな問題に巻き込ま
れています。
父は要介護4と認定され、リハビリのための病院に一旦入院した後に、川崎の介護付老人ホーム
に先月末に入居しました。
一方、88歳の継母は認知症が進み、八王子の自宅はゴミ屋敷と化しました。
そして、要介護2と認定された後に危篤状態に陥ったのですが、奇跡的に回復し、父の入居する
老人ホームに入居することとなりました。
老人ホームの入居費用は二人で月額60万円、今度は経済的な問題がのしかかってきます。
人生100年時代では、快適な老後を暮らすために、自分の老後の健康と経済的な問題を認識し、
それに沿った計画を立てる必要があります。
特に親の介護問題は、いざ発生してからバタバタと対応することが多いようです。
しかし、統計上も健康寿命は男性で71歳、女性で74歳です。
これに対し平均余命は、71歳の男性で15年、74歳の女性で15年です。
つまり男女とも健康寿命の後、15年間の寝たきり痴呆老人となります。
その期間の経済的な問題を解決しておかないと、家族、そして、社会に迷惑を掛けることにな
ります。
もし、経済問題をクリアできないと、自分の親は姥捨て山行きとなります。
そして、その後自分も姥捨山行きとなることを認識する必要があります。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
父の後妻、つまり私にとっては継母となりますが、継母が亡くなった場合、私には遺産相続権
がありません。
八王子の自宅は100%継母の名義となっています。
従って、法的には私には1円も遺産相続されないことになります。
これも今後、大きな社会問題の1つになると思います。
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