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2018年11月23日 (金)

「マーキュリー通信」no.3585【ワンポイントアップの人間力-149「ノブレス・オブリージュ の意味するところとは?」】

ゴーンショックが日本中を駆け回っています。

そこで、「ノブレス・オブリージュ」を思い出しました。

「ノブレス・オブリージュ」とは、身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任

と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族

たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」の意。

カルロス・ゴーンは、日産のトップに就任し、赤字の段階から10億円以上の高額報酬を取っ

ていたことが分かりました。

2兆円の有利子負債を5年間で全額返済した経営手腕を評価すれば、10億円は妥当かも知れ

ません。

しかし、リストラで大量の従業員を首にしたわけですから、彼等の痛みを考えれば、一人王侯

貴族の生活をしていては、首にされた従業員は浮かばれません。

一方、稲盛和夫氏は、無報酬で倒産したJALを見事再生させました。
日仏のトップリーダーのモノの考え方が天と地の差ほどあります。

キリスト教では、金持ちが天国に行くのはラクダが針の穴を通るより難しいという戒めがあり

ます。

だから金持ちは、その力を使って世の中を良くする、世の中の人々を幸福にする義務がありま

す。

カルロス・ゴーンは、その権利だけを主張し、義務を理解していません。

晩節をけがしたカルロス・ゴーンがやることは、合法的に得たお金でカルロス・ゴーン財団を

設立し、恵まれていない人々を助ける慈善団体を立ち上げることです。

その結果、泥水のように汚れきった心がだんだんと浄化されていきます。

「ノブレス・オブリージュ」の原義はフランス語です。カルロス・ゴーンに爪の垢を煎じて飲

ましたいです。

それをやらないと死後は地獄へと真っ逆さまに堕ちていきますよ。

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