「マーキュリー通信」no.3586【ワンポイントアップの人間力-150「実るほど頭を垂れる稲穂 かな」】
実りの秋となり、稲刈りもほぼ終わった頃と思います。
たわわに実った稲穂を見ると、大地の恵みに感謝します。
この気持ちが古来から日本人の感覚として息づいていると思います。
それがJALを見事再生した稲盛和夫氏の謙虚な姿勢に根付いていると思います。
稲盛和夫氏は倒産したJALには無報酬で臨みました。その思いが官僚化したJALの社員にも伝わ
りました。
一方、今回のゴーン事件では、フランス人は日本のマスコミに批判的で、寧ろゴーン用語の意
見も出ています。
王の圧政に対しフランス市民が立ち上がり、王をギロチンに掛け、共和制を勝ち取ったフラン
ス人らしい考え方です。
私は日本人なので稲盛和夫氏を支持します。
しかし、昨今の日本企業は資本主義の悪いところ、カネで支配されている風潮があります。
そして、その考え方に染まったビジネス戦士が多数います。
そんなビジネス戦士には、今一度「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を思い起こしてほしいもの
です。
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