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2018年12月30日 (日)

「マーキュリー通信」no.3610【今年も1年ご愛読ありがとうございました。】

今年は私にとって大きな変化の年でした。
何と言っても23年間住み慣れた池袋から北区王子の新築の高層マンションに転居したことです
転居に際しては、新居探し、引越の準備と23年間で溜まった衣類、本、生活用品等は極力処分
しました。
そして、転居後の開梱、LDKの家具の全交換、池袋のマンションの売却、そして新しい街での生
活等実に多くの体験をしました。
この一連の流れに関しては実に様々な作業や事務処理が発生しましたが、妻にかなりの負担を
掛けてしまいました。やはり妻の協力のお陰で一連の流れがスムーズに行きました。内助の功
のありがたさを実感しました。
転居を機に、これまでの持ち家派から賃貸派に切り換えたことです。
最大の理由は、地震大国日本、持ち家のリスクの方が大きいからです。
又、今後は不動産価格は右肩下がりに下落していくだろうと予測したことです。
売却資金は、一部暗号通貨への投資、NISA等も含め資産の分散化を図っています。
やはり現金で持っていることは、私に万一の事故が発生した際の、安全弁となり、安心して生
涯現役社会を送ることができます。
もう1つ大きな出来事は、両親の介護問題です。
7月に父の脳の外科手術を医師から要請されました。今年95歳になる父の年齢を考慮し、最初は
断りました。しかし、医師から簡単な手術なので問題ないと説得され、手術のOKを出しました
しかし、退院後父の認知症は一気に進み、要介護度4まで進みました。やはり父の年齢を考慮し
、そのままあの世へと旅立たせるべきだったと思っています。
一方、88歳の継母は父と一時的に別居状態が影響したせいなのか、要支援2だったのが要介護度
3まで進んでしまい、却って父より認知症が進んでしまいました。
認知症老人を相手にすることは実に大変なことです。
特に継母の場合、筆談中心で根が頑固のため、八王子のマンションを二人のために売却するこ
とが理解できずに、終始拒絶状態でした。
しかし、認知症は父の方が軽度だったため、父とは何とかコミュニケーションが取れたため、
継母を説得し、何とか年内にマンションの売却にこぎつけることができました。
そして、川崎の介護付老人ホームに二人入居することができ、生活費を賄うことができました
今回の出来事で、要介護度と認知症判定は別問題だと分かりました。要介護度は本人の生活能
力を基準に判定し、認知症はコミュニケーション能力が基準と理解しました。
私の実例は、日本の超高齢社会の陰の部分の一例と思います。全国でこのような事例は多数起
こり、大変な思いをしている人が多数いるのではないかと思います。
今年も一年間ブログのご愛読ありがとうございました。
来年も引き続きご愛読よろしくお願い申し上げます。
それでは読者の皆様も良い年をお迎えください。

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