「マーキュリー通信」no.3617【「奇人変人の異見-327「金融庁の出先機関となった銀行に未来はない!」】
昨年末マーキュリー物産のキャッシュカードを新しいのに変更したいので申し込んでおきました。すると三井住友銀行赤羽支店からキャッシュカードが届いた旨連絡がありました。
そこで、赤羽支店まで取りに行きました。
運転免許証を提示すると、預金通帳と取引印の提示を求められました。
私は「電話で連絡の際に、特に何も持ってくるよう言われていない」とその要求に反論しました。しかし、銀行の窓口は「取引印がなければ、キャッシュカードは渡せない」と頑と受け付けません。
何度かやりとりした後に、私は「電話で連絡の際に、取引印を持参するようにとの指示がないのはそちらのミスです。だから送料負担で、キャッシュカードを送ってください」と要求しました。
上司に相談して、やっとOKを取り付けました。
銀行の窓口の目線は顧客目線ではなく、完全に金融庁に向いています。査察の際の印鑑漏れを心配しているだけです。
銀行は護送船団方式に守られてぬるま湯の中で経営をしてきました。手数料も銀行間の暗黙の了解で大差ありません。
しかし、今後はフィンテックの技術革新により暗号通貨が高い銀行手数料にとって代わる時代が来ます。
その時は、時代に生きられない恐竜となって死に絶えていくことになります。
既にメガバンク3行では、3万人のリストラが始まっています。
キャッシュレス化が今後益々進展していくと銀行が益々不要となっていきます。
バブル崩壊後に多くの銀行が潰れていきましたが、その再来となります。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
護送船団方式に守られていない総合商社は、下位の総合商社は消滅しましたが、大手5社(三菱商事、三井物産、伊藤忠、丸紅、住商)は、社名も変えずに生き残っています。
私の古巣、三井物産もコミッションマーチャントから、資源を中心とした巨大コンツェルンとして生き残っています。
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