「マーキュリー通信」no.3624【子供の感激、大人の感激】
年を取るにつれ子供の時ほどの感激を感じなくなっていきます。
TV番組「にっぽん!歴史鑑定」(BS161月曜22時)で、明治天皇皇后美子様(はるこ)」を採り
上げていました。
美子様は、女子教育に尽力された方です。
米国に子女を送りました。その中に最年少だった津田梅子(当時6歳)がいました。
津田梅子は、津田塾大学の創始者です。
番組では、津田梅子の大学創立に至までの艱難辛苦を伝えます。そして、何とか大学設立にこ
ぎ着けたとき、思わず感激しました。
美子様は、福祉にも力を入れました。
日本赤十字社の設立にも尽力されました。
日清戦争の時には、自ら陣頭指揮を執って大量の包帯を作り、戦地に送りました。皇后様から
の贈り物に戦士の士気は大いに高まりました。
日露戦争の時、坂本龍馬が夢枕に立ったそうです。その話が戦地にも伝わり、戦士の士気高揚
に繋がったそうです。
子供の時は、道のモノに対する関心、感激が主体です。
一方、大人の感激は、経験と歴史、人物像にも入り込んでいきます。
大人でも子供と違った感激を味わうことができることを気付かされました。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
20歳の時に朝日洋上大学の一員として米国に行きました。
その時は、観るモノ聞くモノ全て米国の偉大さに感激しました。
中でもディズニーランドは一番の感激でした。
その後20年の時を経て、日本でもディズニーランドを見ました。米国を上回る規模と施設内容
でしたが、20歳の時に受けた時の感動の方が数倍上でした。
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