「マーキュリー通信」no.3630【もしも鄧小平の遺言が実行されていたら今の中国は・・・】
1992年8月28日鄧小平は、北京市の自宅で当時の幹部(江沢民元国家主席、胡錦濤元国家主席他
)に政治的遺言を遺しました。それは88歳の誕生日の直後、彼が92歳で亡くなる4年半前
のことでした。
その遺言とは、
1.共和国の核心は民主と法制
中華人民共和国の政治体制に満足していない。中国を良くしていくために、自ら米国より劣
っていることを認識し、米国憲法を積極的に学ぶこと。そして、国家が、人民と法制に由来す
る公平な憲政国家を創り上げて欲しい。
2.台湾問題
(1)決して武力に訴えるな!中国人が中国人を攻撃してはならない。
(2)中国本土の経済を奮い立たせて、台湾の後を追え!経済が振るわなければ、永遠に望み
はない。
(3)1国2制度より、中国が民主と法制の国家になれば、台湾問題は解決できる。その結果
、連邦憲政への道が開けてくる。
(4)役人主導から、人民の叡智を活かし、改革開放路線を中心とした経済建設をすること。
3.中国の発展と統一は米国と密接不可分の関係
中国の対外関係で最重要国は米国。世界最強国家米国と手を組むことにより、中国の発展と統
一は進んでいく。その結果、世界平和と発展がもたらされる。
4.人民党、社会党の名前を変えよ!
米中関係強化のためには、人民を主とする名前にすると良い。もっと頭を柔軟に、硬直的な考
え方から脱せよ。
5.天安門事件
同事件では多くの死者を出したが、国家の最高指導者の立場からは、歴史的責任を果たしたか
かどうかが問われる。同事件により、国家は発展し、人民の暮らしは良くなったのか。それと
も停滞したのか。そこを良く考えること。
権力を握っても、決していざこざを起こしてはならない。
6.小さなグループの中で指導者を選んではならない
これまでは小さなグループの中から、次期国家主席江沢民を選んできた。
しかし、今後は人民の中から最高指導者を選ぶ方式に変えていくこと。
真理と民心、民意に基づいて政権を維持し、改善していくこと。
トップダウン型政治はリスクが大きい。今後はボトムアップ型の政治に切り換えていくこと。
(出典:月間中国1月号 鳴霞編集長)
今の中国は、鄧小平元国家副主席の遺言と真逆なことをやっていますね。
この通りに実践していれば、中国は世界から敬愛される素晴らしい国家となっていたでしょう
ね。
本日、文京シビックホールで神韻公演を観劇しました。
神韻芸術団は、五千年の中国文化の復興を目指しています。
中国は、はるか古代より神々の地と呼ばれ、人々は天を敬い、徳を重んじ、善行に努めてきま
した。
ところが、1949年中国共産党誕生以来、神を信じない共産党により、徹底的に弾圧され、古き
良き伝統を殆ど失われかけています。神韻公演を中国以外の世界の地で公演して、復興を図っ
ています。
その中に、真善忍を信じる気功団体「法輪功」も登場します。中国共産党は法輪功を徹底弾圧
し、臓器狩りという非人道的行為をし、最近は国際的な批判を浴び始めています。
本日の公演でも、臓器狩りの一部を劇中で披露し、批判しています。
最後は、神を信じない共産党に天罰が下り、幕を閉じます。
本日の神韻公演では、古代中国芸術を披露しましたが、私も含め、一般の人には素晴らしいと
感じますが、これを中国共産党には異端に見えてしまうようです。
2時間の公演を通じ、神韻が掲げる中国なら喜んでおつきあいしたいと思います。
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