「マーキュリー通信」no.3674【「奇人変人の異見-332「そろそろ消費増税撤回の時期?」】
消費増税は今年10月1日から予定されていますが、最近政府内でも消費増税見送りムードが出て
きたようです。
中国の景気減速、米中貿易戦争、英国のBrexit、そして、4月からは働き改革で残業代が大幅カ
ットされ、それが消費に影響していきます。
春闘の賃上げも抑制気味です。
一方で、5月1日から新元号がスタートしますが、景気減速でお祝いムードに冷や水を掛けては
いけないという思惑も働きます。
安部首相の頭には、消費増税を5%から8%に上げてから景気減速した苦い思い出があります。
どんなへりくつをつけても、消費増税したら景気は確実に減速します。
8%から10%に消費増税アップしても、年金はその分上がりません。
サラリーマンの小遣いも子供の小遣いも上がりません。
当然、支出を抑えることになります。
小学生でも分かる簡単な事実です。
消費増税の仕組みを知ると企業側から見ると売上アップになりません。
消費者の立場から見ると2%の価格アップとなります。
両者にデメリットがある税制です。しかも、低所得者ほどデメリットが大きくなります。
消費増税が許されるのは高度成長時代です。所得増が消費増税を吸収するからです。
ゼロ成長で高齢者社会では、消費税減税が景気浮揚には効果があります。
安倍内閣もトランプ大統領の減税政策を見習って欲しいと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
昨夜、イチローの米国球史19年間の特番を見ました。
10年連続200本安打、262本の最多安打他球史に残る偉業です。
実は私もイチローの刺激を受けています。
15年前からメルマガを書いていますが、既に14年連続200回以上書いています。
一番多い年には2010年に318回書いており、イチローの262本を上回りました。
これまで平均すると年250回書いています。
次の目標は15年連続200回以上です。
ただ、書いていてつまらないメルマガ、気分が乗らないメルマガは没にしています。
又、読者の支援も大切にしています。読者からの支持がなければ必然的に筆を置くことになり
ます。
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