「マーキュリー通信」no.3724【ワンポイントアップの経営術-227「社長自らをマネジメントす 「マーキュリー通信」no.3724【ワンポイントアップの経営術-227「社長自らをマネジメントする方法トは」】
中小企業経営者は自分に自信を持っている経営者が多いので、経営コンサルタントの私に耳を
傾けない経営者が多いようです。
中小企業の経営の99%は社長に責任があります。
従って、会社が成長しているか、成果が出ているかどうかが問われます。もし、問題があるよ
うなら、それはやはり社長自身に問題があることが多いです。
目先の数字の達成にばかり目が行き、本質を見失っていることが多いようです。
その際、どうすれば良いのかです。
社長自らと会社のSWOT分析をしてみると良いです。
SWOTのSはStrength強みです。社長の強みと会社の強みが噛み合っているかどうかです。強みに
経営資源を集中すべきです。これが合致していないなら戦術を変えてみると良いです。
WはWeaknessです。弱みで競合他社と戦っていないかどうかです。
又、社長の弱みを社員がしっかりとカバーしているかどうかもポイントです。
Oはopportunity機会の略です。
世の中は激変しています。
社会のニーズも大きく変わっています。
会社の目指している方向が社会のニーズとマッチしているかどうかです。
そのニーズと、会社の強みが合致しているかどうか再度チェックしてみたらいかがですか。
最後のTはThreatening脅威です。
もし、自社の弱みで脅威に立ち向かっているなら、労多くして功少なしです。市場からの撤退
も考慮に入れた方が良いと思います。
過去、経営コンサルタントとして中小企業経営者に数多くアドバイスしてきましたが、殆ど当
たっています。
私自身百戦錬磨で戦ってきているので、経営者には見えない部分が見えてくるわけです。
最後に、社長として社員ときちんと向き合うことも極めて大切です。社員が本音ベースで向き
合うならまだ会社は安泰です。
しかし、本音ベースで語らないようなら、それは社長自身が社員の声に耳を傾けていない証拠
です。社内にはどうせ社長に本音で語っても、聴き入れていないという空気が蔓延しています
。
それが会社の成長を妨げる要因ともなっています。
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.3723【奇人変人の異見-337「天安門事件から30年」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.3725【人生に勝利する方程式-201「あっぱれ羽生名人、史上最多勝利1434勝!」】 »
コメント