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2019年8月16日 (金)

「マーキュリー通信」no.3767【人生に勝利する方程式-204「魂を揺さぶられる知的障がい者による長崎瑞宝太鼓」】


先日、知的障がい者による和太鼓、瑞宝太鼓を浅草公会堂で観ました。
https://www.zuiho-taiko.jp/

昨年初めて参加したときには、知的障がい者がどこまでできるのか、あくまで知的障がい者支

援の気持ちで参加しました。

しかし、私の想像を遙かに上回る素晴らしい出来で、魂が揺さぶられる想いでした。

彼等は、楽譜が読めません。11人のメンバーが個性を活かしながら、自分の和太鼓を打つこと

に全神経を注ぎます。
それでいて周りとの調和もしっかりと保っています。しかもアドリブの部分もかなりあるとの

ことです。

彼等が全身全霊で和太鼓に打ち込む姿は心に響きます。仏教で言う無我の境地でしょうか。

今年は瑞宝太鼓の主催者とも親しくなったので、仲間として参加しました。

五体満足の健常者の自分がいかに恵まれているかを気付かされました。

そして、彼等の和太鼓に打ち込む姿を見て、逆に学ばせていただきました。彼等ほどの努力で

何事にも向かえば、全て成功に結びついていくのだということを。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

障害者のことを最近は障がい者とひらがな書きすることが多くなっています。

障害者と書くと、周りに害を与えるようなイメージとなり、一つの偏見となります。

我々が使っている用語でも、時として、知らない内に相手を傷つけることがあります。

障がい者の立場から見れば、「害」と書かれれば、傷つくかも知れません。

こういう1つ1つの事から偏見を無くしていくことも大切と考えます。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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