「マーキュリー通信」no.3819【「奇人変人が世の中を変えていく-352「地球温暖化のうそ?」 「マーキュリー通信」no.3819【「奇人変人が世の中を変えていく-352「地球温暖化のうそ?」】
スウェーデンの16歳の少女グレタ・グレタ・トゥンベリさんの地球温暖化問題発言で世界中が
揺さぶりをかけられているような印象を受けます。
マスコミもこぞって話題にし、気の早い人はノーベル平和賞受賞の可能性も示唆しています。
しかし、その前にちょっと待ってくださいと言いたいです。
16歳の少女が大人の前で自信ある毅然とした態度で発言するなら、その前に地球温暖化が果た
して正しいのかどうかしっかりと調べた上で、行動に移して欲しいと思います。
地球温暖化に関しては懐疑的な意見を主張する学者も多数います。
その中の1冊に東京工業大学理学部丸山茂徳教授の著書「今こそ迫る地球寒冷化人類の危機」(
KKベストセラーズ)は反地球温暖化の意見に対し説得力があります。
同氏は、東京大学教養学部助教授、東京工業大学大学院理工学研究科教授、スタンフォード大
学アラン・コックス基金招待教授等を歴任。アメリカ科学振興協会フェロー。2006年紫綬褒章
受章。2014年日本人として4人目のアメリカ地質学会名誉フェローに選出された知識人です。そ
れだけに本書は説得力があります。
丸山茂徳教授の地球温暖化懐疑論の概略は下記の通りです。
現在、地球温暖化論はIPCC( 国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel
on Climate Change)の主張に大きく影響されています。
同主張は、地球の歴史1300年、とりわけ過去50年のデータを中心に検討したものです。
しかし、地球の歴史の歴史46億年からみたら極めて一瞬の出来事にしかすぎない。
その超短期間の現象を基に地球温暖化論を主張すること自体懐疑的といえる。
丸山茂徳教授の説は、デンマークの宇宙物理学者スペンス・マークが提案した「宇宙が地球の
気候を支配する」という理論を発展させています。
同理論に基づくと宇宙線の量と気象変動の関係は合致することが証明されました。
これを21世紀の気候予測に応用すると地球寒冷化は間違いないとの結論に達したそうです。
従って地球寒冷化を主張する学者も多い中で、IPCCの地球温暖化論は結論の急ぎすぎです。
その結果、世界的な経済活動に影響を与えています。
トランプ大統領は、早急な地球温暖化論に懐疑的で、地球温暖化に関するパリ条約から離脱し
ましたが、賢明な判断と言えます。
地球温暖化の弊害はもちろんあります。しかし、それ以上に地球寒冷化の被害の方が圧倒的に
大きいと言うことを地球レベルで検討してほしいものです。
地球寒冷化は、作物の不況となり、食糧危機を引き起こし、戦争の引き金となります。
食糧の輸入大国日本は、食糧不足で国民を飢餓状態に陥らせるリスクとなります。
為政者はそこまで考えた上で、地球温暖化論、地球寒冷化論を再検討して欲しいと思います。
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コメント
今回の台風被害は簡単に温暖化のせいには出来ないと私も思います。要は気温の温度差格差が変動を起こしているだけで温暖化よりも寒冷化も極端に起こるのは必定でしょう。既に北極ではその兆候が出てきており南極では北極よりも年間通して寒冷化が進んでる様にも思えます。その大きな理由は飛行機航路ではないでしょうか?南極圏を通過する定期便は今まで見たことがありません。圧倒的に北極圏特に夏場は以上に多いくらいです。我国は戦争しなくても輸送船が途絶えればそれで終わりですしそれを狙う近隣諸国の眼が光っております。我が国の気候を考えれば自作自農が可能な土地柄ですのでIT技術を駆使して最先端農業
活動に取り組むべきですね!
投稿: 江口邦彦 | 2019年10月15日 (火) 17時30分