「マーキュリー通信」no.3815【ワンポイントアップの人間力-164「賄賂を受け取る時、その人の人格を問われる」】
関西電力の役員、元役員が原発関連で元高浜町森山助役から3億円以上の金品を受け取った事
実が明るみに出て、社会問題化しています。
改めて関電と元助役との癒着がクローズアップされています。
世間の一般常識から見れば法外な賄賂と直ぐに理解できるところを、関電という大企業の幹部
となるとその辺の倫理観が薄れてしまうようです。
釈迦の教えに心の三毒、貪・瞋・癡(とんじんち)があります。
始めの貪、これは貪欲に繋がり、心を制御しないと、心がだんだん曇り、心の針が地獄へと向
かっていきます。
私も㈱もしもしホットライン創業の頃に、某中小企業から常識を越えるお歳暮を頂きました。
社長と相談し、丁重にお断りのメッセージをつけて返品したことがあります。
某中小企業からは、同社の広告塔の販路開拓で政治的な動きを私に期待していたようでした。
結局その広告塔は受注に至りませんでした。
その後、同社は私を裁判で訴えてきました。逸注は私の責任だとのことです。
私は裁判を受けて立ちましたが、何もやましいところがないので、裁判には勝ちました。
裁判で訴えられたのは最初で最後の出来事でした。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
本日のドラッカー365の金言では、
「何が受け容れやすいかではなく、何が正しいかを考えなければならない。
そもそも、何が正しいかを知らずして、正しい妥協と間違った妥協を見分けることはできない
」ですが、そのまま関電の幹部にお伝えしたいです。
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コメント
このドラッカー氏の金言では基督教精神に大いに結びつく様に思いました。悪霊サタンは正に目を晦ますかの様に我々に接近し失敗すれば責任取るどころか路頭に迷わせるように仕向けます。
それにしても過去の裁判沙汰には呆れてしまいますね。
赤信号みんなで渡れば怖くない!正に戦後日教組教育をそのまま実践してる企業と言えますね〜〜笑笑
投稿: 江口邦彦 | 2019年10月 6日 (日) 06時10分