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2019年10月10日 (木)

「マーキュリー通信」no.3820【「奇人変人が世の中を変えていく-353「相も変わらず庶民を食い物にする不動産投資」】


バブルの最盛期の頃に、金融機関は不動産投資に無知の庶民に対し過剰融資をして、多数の自

己破産者を出しました。
私のところにも、世田谷の一戸建て2億円を融資するからと話を持ちかけられました。私はリス

クが大きすぎるのでお断りしました。
もし、当時私がその話に乗ったら、自己破産者となっていました。

最近金融庁が、年金だけでは2000万円の赤字となり、個人に資産形成を促しています。

その影響か、今度は、サラリーマン中心にアパート経営の勧めです。

人口減社会では、空き家が増加しているにも拘わらず、金融機関の信用力で一般庶民を安心さ

せ、アパート経営を勧めています。

中にはスルガ銀行のように預金通帳を改ざんしてまで融資する事例が多数発覚しました。これ

は明らかに詐欺商法です。

リーマンショックの引き金となった米国サブプライムローンの日本版です。
つまり返済能力の無い個人に無理矢理貸し付けることはいずれ破綻が来ることは明白です。

バブルの時代に銀行本来の使命を忘れ過剰融資をして猛批判されたにも拘わらず、30年経つと

喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうようです。

さて、庶民の立場からすればどうしたら良いのでしょうか。

アパート経営では、例え全て空室となってもやっていける資金体力があるならやってもかまい

ません。銀行からの融資は御法度です。

それでは年金2000万円赤字の時代に庶民はどうしたら良いのでしょうか。

最近は政府も奨めるように副業をやって自らの財務体質を強化していく。地道なようですが、

これしかありません。

資金面で余裕がある人は、財テク投資もかまいません。
しかし、老後の年金を確保できない人は、一生涯働き続ける時代なのだと認識し、それに基づ

き人生計画を立て、資産形成していくべきと考えます。

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