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2020年1月17日 (金)

「マーキュリー通信」no.3888【本日は阪神大震災から25年の日です】


25年前の本日、平成7年1月17日朝5時46分に阪神大震災が発生し、6434人の人が亡く

なりました。
亡くなられた方には、心よりお悔やみとご冥福を申し上げると同時に1分間の黙祷を

捧げたいと思います。

現在大相撲の初場所が両国国技館で開催中ですが、当日産まれた照強関が5連勝と好

調です。このまま連勝街道を走り、優勝して欲しいと思っています。
それが犠牲者に対するはなむけであり、被災地の人々に対し勇気を与え、最高のプレ

ゼントと思います。横綱不在の今場所可能性はあると思います。

さて、あれから25年が経ち、阪神大震災自体風化してきています。

政府が国土強靱化法案を通し、予算もつけています。

しかし、国便りの姿勢、公助だけでなく、我々国民ももっともっと自助の精神で自分

を守って欲しいと思います。
我が家では家具に転倒防止器具を取り付けています。
また、いざ震災発生時は、室内にいれば、一番安全な寝室に直ちに移動します。
寝室には家具は置いていないので、家具が転倒するリスクもありません。

屋外にいる場合、街中は危険だらけです。
頭上に目をやると、落下しそうな広告宣伝物が多数見受けられます。国や自治体はこ

ちらの規制を強化すべきと思います。
私はその為、冬と夏は帽子をかぶり万一に備えています。

一方、自治体では住民同士が助け合う共助、互助体制を推進すべきと思います。

超高齢者社会が益々進展しているので、1人暮らしの高齢者も増えています。

自治体が中心となって、高齢者同士のネットワークを作り、大震災発生時の仕組み作

りを推進すべきと考えます。
定期的に予行演習も採り入れながら、高齢者のネットワークを作っていったらどうで

しょうか。
これは孤独死の防止にもなり、認知症寝たきり老人の防止にも繋がります。

その時、予行演習だけでなく、高齢者の趣味嗜好に合わせ、麻雀、ボーリング、カラ

オケ等と絡めて適宜実戦したら良いと思います。
私は頭文字をとって、MBK運動を提唱します。

首都圏直下型地震の起こる確率は今後30年以内に70%と聞いて久しいです。

関東大震災から100年近く経ちます。東日本大震災からも来年で10年です。

時を風化させないために、公助、自助、そして共助、そして民間企業も共に協力しな

がら震災対策を進める民助も重要と考えます。
何やら政党の頭文字みたいですが、震災大国から日本を国民全員がその意識を持って

進めていく必要を阪神大震災25周年の日に気持ちを新たにしました。


◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私自身、阪神大震災の経済的被害者でした。

阪神大震災の前年に、池袋のマンションの購入契約をして、その翌年の6月末に引っ

越すことになっていました。

早速、江東区白河のマンションを売りに出したところ、5700万円で購入者が現れまし

た。
しかし、入居時期が合わず、見送りとなりました。

その後に阪神大震災が発生しました。

当時、マンションの1階がぐしゃっと踏み潰される写真が報道されました。
その結果、マンション住まいは危険との認識が国民に拡がり、私のマンションは売れ

なくなりました。
結局ずるずると値を下げ、3365万円で売却できました。
値下がりした分、住宅ローンは残ったままでした。

このマンションはバブルの最盛期には1億3千万円の値がついていました。

その時に売却し、賃貸住宅に住んで、阪神大震災の後に新たにマンションを買い換え

れば私は大きな財産を残していたのですが、そんな器用なことは神のみぞ知る、でき

るわけないですよね(^人 ^;)

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