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2020年2月15日 (土)

「マーキュリー通信」no.3912【65回目の母の命日に思う】


本日は母の命日です。
65年前の本日、母は白血病で他界しました。

当時5歳だった私は、母の最期の頃、慈恵医大病院を見舞った時に、痩せ衰えた母のしゃもじのような細い腕しか印象に残っていません。

本日も墓前で母に誓いました。
残された人生を世のため人のために生きる。そして、最期三途の川を渡る時に、母が向こう岸で出迎えてくれて、「のぶお、よくがんばった!」と思い切り抱きしめてもらうのが夢です。

丁度50年前に母を偲んで「おもかげ」という歌を作詞作曲しました。
この歌を歌う時は、いつも涙ぐんでしまいます。

1.赤く燃えた夕焼けの海に
 白く小さな雲が1つ
 その中にきっと安らかに眠る
 遠い昔の母の影

 (以下 3番まで同じ歌詞)
 優しいあなたの面影ばかり
 浮かぶ空の果て
 今はもういない遠い国の人

2.赤とんぼの飛んだ夕暮れは
  遊び疲れて帰る頃
  顔も手も足も汚れたままで
  帰る家には母の声

3.山茶花(さざんか)の花の咲く頃は
 冷たい霜の降りる頃
 花びら集めて手のひらに乗せた
 薄桃色の母の花

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