「マーキュリー通信」no.3916【生涯現役社会が日本を救う-102「自由は不自由」】
定年退職者に聞くと、これまで会社に一生懸命尽くしてきた人ほど、定年後は思い
切り羽を伸ばして自由を謳歌したいと言います。
しかし、3ヶ月くらいするとこの自由な生活に飽きてきます。
奥さんからは粗大ゴミ扱いされ、奥さんと一緒に旅行に行こうと言っても、妻は自分
の友人との旅行を優先します。
ここで会社人間だった自分と社会人間で生きてきた妻とのギャップを感じます。
そこで、自分の特技や趣味を活かそうとカルチャースクールに通い始めます。
例えば、ギターを弾きたいといっても、満足のいくレベルに達するまでは、それ相応
の時間を必要とします。
初心者のあなたはそこでも周りの人とのギャップを感じ、ついて行けなくなります。
ここにあなたは自由を満喫する為には、能力が必要となることを悟ります。
更には、経済的裏付けもないと自由に行動できる範囲は狭められてきます。
時間は誰にでも平等に与えられます。
しかし、何のためにその貴重な時間を使うのか、目的意識が明確でないと、結局その
自由な時間でさえも不自由に感じてきます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
昨年古稀を記念して出版した「生涯現役社会が日本を救う!」はお陰様で口コミで拡
がっています。
本書であなたの生きる目的も含め生涯現役人生を送る為のあなた自身の指針を発見す
ることができることでしょう。
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