「マーキュリー通信」no.3930【奇人変人が世の中を変えていく-365「新型コロナウィルス対応方針で日米トップの違い」】
先月25日~3月2日まで米国ワシントンで開催されたCPAC(Conservative Political
Action Conference)に参加しました。
米国でも連日新型コロナウィルスの報道がありました。
しかし、1万人の会場でしたが、マスクをつける人はいませんでした。
私がマスクをつけて入場すると、保菌者と間違えるので取った方が良いと言われるく
らいでした。
そして、会場は大混雑で大きな盛り上がりを見せていました。
これはトランプ大統領の方針に基づくことであることが分かりました。
まず第1は、新型コロナウィルス感染者の治療を最優先する
次に、医療従事者に必要な対策を施すこと。医療従事者が感染していった場合、国民
に与える影響が大きいからです。
最後に一般国民に対しては、基本的にはマスクをつけず、平常通りで良いとのことで
す。
その代わり、手洗い、うがいの励行、換気をしっかりとするようにとのことでした。
因みに、CPAC1万人会場で1名コロナウィルス感染者がでたとの連絡がありました。し
かし、ごく限られた会場での感染だったので問題ないとの見解でした。
ところが3月2日に帰国すると、安倍首相の要請で全国の学校が学級閉鎖という事態に
なり、そこから国民的パニックに陥ったようです。
本来なら北海道等感染が懸念される地域に限定すべきでしたが、この判断ミスが、そ
の後国民経済に大きな影響を与えることになりました。
現在まで日本での感染者は1409人、その内半数の697人がクルーズ船の乗客です。半
数は国内感染者です。退院者525人、死亡者数26人。その内の大半が80代以上の高齢
者等抵抗力の弱い人です。
本来新型コロナウィルスは、インフルエンザと比べ弱いウィルスです。但し、陽性か
ら陰性に転じるまで9割が6日以上、半数が9日以上と、期間が長いのが特徴です。
それならインフルエンザ対策と同様の対策を取れば良かったと思います。
世界的に見ると感染者が多い国は、韓国、日本、そしてイタリアと中国と経済的に結
びつきが強い国です。
これを機に、中国との経済関係を更に見直し、ASEAN、インド、豪州等にシフトして
いく国歌の基本戦略を見直すべきと考えます。
今回の新型コロナウィルスは、武漢市の化学兵器工場が発生源と言われています。
別の見方をすれば、中国共産党にすれば、まだ弱い新型コロナウィルスでこれだけ世
界中中がパニック状態に陥っています。
ならば核兵器に代わる戦略兵器として、更なる研究をしているのではないかと私は危
惧しています。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
本日は「Bob Sugayaのあなたの英語力10倍アップの極意」の出版記念講演会を開催す
る予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で延期しました。
参加申し込み者には中止の連絡をしましたが、参加申し込みせず、当日飛び入りで参
加する予定の読者はご注意願います。
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