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2020年4月21日 (火)

「マーキュリー通信」no.3959【喜劇王志村けんの人生に学ぶ】

 

武漢発コロナウィルスで喜劇王志村けんは亡くなりました。
私と同じ70歳なので、他人事とは思えません。

志村けんはドリフターズのリーダーいかりや長介の付け人としてスタートし、その後荒井注の代わりに正式メンバーに昇格しました。

ドリフで生まれ、ドリフで育てられ、最後はドリフを大きく超える存在となりました。

最近、志村けん関連のTV番組特集が多く組まれ、私も懐かしく視聴しています。
同時にこのような暗い世の中だけに、お笑いの大切さを感じます。

志村けんの裏話をマスコミを通じて聞きますが、素顔の志村けんは真面目な独身男性だったそうです。また、人間的にも素晴らしい芸人だったようです。
しかし、芸に対する飽くなき追求は人並み外れていたそうです。

志村けんの人生は我々一般人にも通じると思います。

つまり、一見それほど能力がないと思われていても、その道一筋に努力精進すればやがて大成することを教えてくれました。
確かにドリフにデビューしたての20代の頃の志村けんはそれほど目立つ存在ではありませんでした。

しかし、年を重ねるに従い、おじいさん役、おばあさん役、バカ殿、動物園長、ひげダンス等どれをとっても超1級品です。
その裏にはたゆまない努力があったものと推察されます。

その意味で、志村けんの人生は、我々一般人にも勇気と希望を与えてくれました。

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