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2020年4月12日 (日)

「マーキュリー通信」no.3954【環境少女グレタを操る国際組織】


地球温暖化の犯人CO2に懐疑的なトランプ大統領がパリ協定から離脱宣言をしてから、CO2犯人説に懐疑的な論調が目立つようになってきました。

10人の専門家の共著になる「地球温暖化CO2犯人説は世紀の大ウソ」(宝島社刊)は大いに参考になりました。

地球科学者の90%以上は人為起源CO2説を信じていないそうです。

国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、過去1000年間の気温は一定だとねつ造し、地球温暖化人為起源CO2説を展開してきました。

最大の間違いは雲が気温に与える効果の見積がまるで間違っていることです。
実際には、雲の効果はCO2の5倍以上もあるにもかかわらず、全球気候モデルに組み込んでいないので、正確な地球温暖化を再現できないモデルとなっています。

実際に地球の気温に一番影響を与えるのは太陽活動です。

20世紀は、太陽活動は活発だったため、地球の平均気温は少し上昇しました。

しかし、21世紀になると太陽活動は低下しているため、地球の平均気温は下降傾向にあります。

それよりも地球環境に影響を与える最大の要因は人口増加です。

1900年の世界人口は17億人でした。その100年後の2000年には地球人口は60億人にも急増しました。100年間で43億人も人口増となりました。

その後世界人口は増え続け、2019年には70億人を超えました。このペースでいくと2050年頃には世界人口は100億人になるとローマクラブは予測しています。

人口増により家畜の増産、そして牧草の需要が急増し、その結果森林伐採による環境破壊が進んでいきました。

本書では、地球は寒冷化に向かうプロセスにあると予測します。

地球温暖化より地球寒冷化の方が人類にとってより脅威と訴えます。

地球寒冷化により作物は不作となり、食糧危機となります。餓死者が多数出て、その結果戦争リスクが高まります。

さて、スウェーデンの17歳の環境少女グレタ・トゥーンベリは国連でのスピーチで一躍有名になりました。
17歳と言えば日本では高校生です。高校生の少女が複雑な環境問題を理解する力がどこまであるのか疑問です。
彼女は国連のIPCCの報告を真に受けて、それを代弁しているに過ぎません。

また、それをそのまま鵜呑みにして報道する日本のマスコミも本来あるべきマスコミの姿から外れています。

本来なら、専門家同士が地球温暖化と地球寒冷化問題を堂々と議論して、正しい方向に導いていくことだと思います。

一日も早く、CO2懐疑説を政治の場から下ろし、純学問的に扱わなければいけません。
その上で、世界のトップリーダーがどうすべきか考えるべきと思います。

CO2犯人説のおかげで、世界の企業は莫大な環境コストを負担させられています。

この環境コストを撤廃し、代わりに武漢コロナウィルス対策の為に、予算を回すべきと考えます。

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