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2020年7月 3日 (金)

「マーキュリー通信」no.4023【人生に勝利する方程式-223「運が良い人ほど信仰心を持っている」】


プレジデント7月17日号で「運が良い人ほど信仰心を持っている」という特集をしました。
2000人にアンケートした結果、「運が良い人ほど信仰心を持っている」とのおおよその結論に達しました。

運が良い人ほどポジティブ思考となり、積極的にチャレンジしようとして、結果的に運を切り開いてきたといえます。

信仰心の深い人は、周囲に感謝し、神仏にも感謝しています。

その結果、対人関係がよくなり、成功する確率が高くなり、そして収入も多くなるという構図のようです。

一流の経営者にも信仰心の深い経営者は、松下幸之助氏始め京セラの稲森和夫氏ら多数います。

私も非常に運の良い人間と思っています。
しかし、若い頃は無神論者でした。
宗教は心の弱い人が頼れば良いと思っていました。

全て自力で人生を開拓してきたと思っていました。

そのピークが三井物産在籍中に創業したテレマーケティングの新会社もしもしホットラインでした。
同社を成功させて三井物産に戻ってきたときの私は天狗になっていました。

そこから転落の道が始まりました。

その頃宗教の大切さを学び、神仏に感謝する自分となり、信仰心を深めていきました。

無宗教の頃の自分は思慮が浅く、人間的に包容力にも欠けていました。

信仰心が深まるにつれ、自分を深く見つめ、人生を深く考えるようになりました。

そして、自分中心だったそれまでの自分から、現在ではいかに自分のこれまでの経験を世の為人の為に尽くしていこうという自分に変わりました。

ちょっとしたことで怒り、感情が揺れ動いていた自分が、今では自分の感情をコントロールし、ぶれない自分作りができるようになりました。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

石原慎太郎元都知事も同紙に登場しています。

同氏は、大病を患い人生を真剣に考えるようになり、死とも向き合うようになったとのことです。

その結果、死んだら全ておしまいという虚無の世界を悟ったそうです。

石原慎太郎元都知事のようなスーパーエリートでも、この程度の悟りかと残念です。

死後の世界は100%厳然として存在します。
人間は不滅の魂を転生輪廻させながらこのよとあの世を行ったり来たりする存在です。
これが釈尊が説いた基本思想ですが、現代の仏教の半数は死後の世界すら説かないそうです。

宗教の役割の1つに、引導といって死者を三途の川を無事渡らせあの世へと導いていくことです。
これでは僧本来の職務を否定していることであり、嘆かわしいことです。

このような僧は死後地獄に墜ち、自らの過ちを反省させられることになるでしょう。

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