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2020年7月 8日 (水)

「マーキュリー通信」no.4029【戦国時代、日本は世界の覇権争いの中心地だった!】


NHKスペシャル「戦国激動の世界 日本」は、日本の戦国時代をグローバルの視点で把握できる番組でした。

戦国時代の世界の覇者はスペインでした。
スペインの国家戦略は、キリスト教の全世界伝道による全世界征服、植民地化でした。
当時中国(明国)の侵略を考えていましたが、その前に日本の侵略を計画していました。

そこでスペインは天下統一のためにデウス神を中心に日本を治めることがベストと考え、戦国武将に近づき武器弾薬との引き替えにキリスト教の布教に努めます。

その課程で信長が最有力の武将と認識し、信長に武器弾薬を供給します。信長は宣教師を利用して、天下統一を進めます。その間、九州地方の大名を中心にキリスト教の布教が進みます。

しかし、日本侵略の宣教師の思惑を見抜き、それから弾圧側に回ります。

信長が暗殺されると、秀吉を次の有力武将とみて、秀吉に近づきます。
秀吉も宣教師の野望を見抜き、途中でキリシタン弾圧に方針転換します。

明国侵略を計画していたスペインフェリペ2世は、宣教師を使い秀吉に朝鮮と明国の支配を提案します。
秀吉は九州地方にキリシタン大名が多数いたので、彼らの一掃のために、朝鮮出兵を決断しました。そして多くのキリシタン大名が討ち死にしました。

ところがスペイン国王フェリペ2世が死にます。その直後に秀吉も亡くなります。

そこで情勢が一変。スペインは今度は次の有力大名である家康に近づきます。

家康はスペインの陰謀を見抜き、キリシタン征伐に動きます。

そこで、スペインは秀吉の遺児秀頼に近づきます。

一方、その頃オランダの商船が長崎に漂流します。
乗船していた商人ウィリアム・アダムス(後に三浦按針と改名)とヤン・ヨーステン(後に八重洲と改名)は九死に一生を得ます。
両名は家康に謁見します。
そこでオランダはスペインとの違いを説明します。オランダはスペインのようにキリスト教を利用して日本を侵略する意図はない。
オランダの願いは貿易と主張。そこで新型兵器大砲の提案をする。

当時、家康は秀頼軍を攻めあぐねていました。
そこでオランダから大砲を仕入れ、大阪城に大砲の弾を撃ち込みます。
大阪城は大打撃を受け、多数の死者を出します。
その結果、秀頼は自刃、豊臣家は滅びます。
大阪の陣は裏でスペインとオランダが暗躍していました。

当時の新興国オランダは日本の銀山に目をつけます。当時の日本は世界の3分の1の産出量を誇る銀大国でした。

武器と銀との交換で大量の銀を仕入れます。ピーク時100トン近い銀を日本から輸入しました。

当時香辛料としての胡椒は貴重品でした。その他、世界の高価な産品産物を手に入れることで、オランダは着実に力をつけていきました。

次にオランダはスペインが支配していたフィリピンやインドネシアの資源争奪のために、戦争を仕掛けました。

その時活躍したのが日本の武士でした。
日本は戦国の世が終わり、多くの武士は失業中でした。
その武士を傭兵として活用することで、オランダはスペインに勝利しました。

その時、日本は銅の有力な産地でもあったので、銅も一役買いました。

この時、キリスト教を利用して世界を征服するというスペインの国家戦略は挫折しました。
代わりに商業を中心とした世界征服によりオランダはグローバル経済の覇者となっていきます。

世界の覇権国家は、スペイン、ポルトガルからオランダ、そして英国へと移っていきます。更には米国が加わります。

その時の国是は白人国家により未開の非白人国家を支配し、その資源と人民を収奪するという考えでした。劣等民族を支配することは神の御心に叶うという勝手な解釈です。

NHKはここまで鋭く世界の歴史を把握しているなら、その次の展開として長年の欧米の夢である中国大陸の支配、その次は日本の侵略、征服という流れが認識できているはずです。

ならば先の太平洋戦争、これは米国の呼び方であり正しくは大東亜戦争は、資源確保という大義名分と欧米列強の人種差別の撤廃とアジア同胞の解放という崇高な国家理念をなぜ報道しないのか理解に苦しみます。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

イエス・キリストは、汝のほほを打たれたら、別のほほを差し出せと説きました。
決して人種の色の違いで人を差別してはいけないと説いています。

そのイエス・キリストの教えを曲解した時の権力者、ローマ法王の罪は大きいといえます。
教会の世俗化、堕落が究極的に世界戦争にまで追いやったと言わざるを得ません。
イエスキリストは、そのようなローマ法王は地獄に墜ち、深く反省させられると思っているはずです。

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