「マーキュリー通信」no.4066【クリエイティブに生きる-39「引き算の発想でビジネスを成功させる」】
世の中の商品はいろいろな機能が満載され、その為却って使いづらくなっています。
スマホなど最たるモノで、私の場合、通話以外にLINE、ズーム、インターネット、電子書籍、スケジュール管理等せいぜい10くらいです。機能を大幅に絞り込み、安い値段にして欲しいと思っています。
このように世の中の商品の通常の発想は、足し算の発想です。
一方、費用対効果を考えて、必要最低限に絞り込む引き算の発想で成功しているビジネス・モデルもあります。
駐車場に行くと料金ゲートがあります。駐車すると駐車料金を精算するまで、ロックされて車を出せない仕組みになっています。
しかし、律儀な日本人、99%の人が駐車場料金を払っているというデータがあるそうです。
それなら1%の不心得のユーザーの為に数百万円もする料金ゲートとロック機能をつけなくても良いことになります。
その分、駐車料金を値下げしてユーザー還元した方が喜ばれます。
また、駐車する際の手間も楽になるので、ユーザーは歓迎して、このビジネス・モデルが大ヒットしているそうです。
引き算の発想を取り入れることでいろいろなビジネス・モデルや商品が浮かんできます。
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