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2020年8月31日 (月)

「マーキュリー通信」no.4081【日本史上最悪の謀反人?明智光秀】


明智光秀を主人公にしたNHK大河ドラマ「麒麟が来る」が昨夜から再開しました。

前回東京オリンピックをテーマにした大河ドラマが不人気だったので、今回はそれを反省して、いろいろな工夫をこらしています。

女性達の活躍や衣装にも工夫をこらしています。

主役明智光秀も明るくすがすがしい印象にしています。

また、明智光秀の人生、特に前半生はほとんど資料がないので、その分空想が膨らみます。

さて、明智光秀といえば、主君信長を暗殺した日本史上最悪の謀反人との評価が定着しています。

産経新聞の寄稿欄に評論家宮崎正弘氏の意見が紹介されていました。

明智光秀悪玉説は、信長暗殺後に天下を取った秀吉の作り話の部分が多いとのことです。

光秀を悪玉にすることで、自分の天下取りの正当性を内外にアピールしたかったのだといえます。
光秀関係の資料がないのも、秀吉が廃棄処分したともいえます。

では光秀が信長を暗殺した真の理由とは?

信長は全盛期の頃、自分は神と称し、天皇をもないがしろにして、比叡山を焼き討ちにしました。

また、キリシタン伴天連とも親しくし、日本古来の神仏を軽んじる言動が目立ちました。

光秀はその狂気の沙汰を戒める必要があった。

光秀は信長の側近中の側近でした。たまたま本能寺に護衛兵も手薄の状態を把握していた光秀は、天皇親政復興の好機到来、今が信長成敗のチャンスと思い、暗殺に向かった。いわば義挙といえます。

その場の単なる思いつきで主君を成敗することはないと観るのが妥当です。

NHK大河ドラマの番組名は「麒麟が来る」です。麒麟とは、世の中を良くする想像上の動物です。

麒麟とは光秀のことですから、これまでの常識を打ち破る新たな光秀像を描くモノとして期待しています。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

光秀に対する日本人のイメージは、米国占領軍GHQによって創られた自虐史観と似ています。

欧米植民地主義、人種差別がピークだった20世紀前半の世界情勢。
大東亜戦争は、一種の義挙と捉えることもできます。
決して日本の侵略戦争ではありません。

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