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2020年9月 7日 (月)

「マーキュリー通信」no.4088【元米国大統領フーバーが明かすフランクリン・ルーズベルト大統領19の失策が戦後史を大きく変えた】

 

民主党フランクリン・ルーズベルト大統領は、米国民の中で今でもワシントン、リンカン、ケネディと並んで人気のある大統領です。

しかし、その前任の共和党大統領だったフーバーが大作「裏切られた自由」の中で一人の狂人が戦前戦後の世界史を大きく変えてしまったと同書で詳述しています。

ルーズベルト大統領の19の失策はどれも戦前戦後の世界史を大きく変えるものでした。そしてしなくてもよい戦争をさせてしまった罪は大きいと断定しています。

1917年にロシア革命が起きて、共産主義国家ソビエト連邦が誕生します。

フーバー大統領までの4人の大統領は、共産主義の脅威を認識しており、距離を置いていました。

しかし、1932年の大統領選でフーバーに圧勝したルーズベルト大統領は、翌年大統領に就任するや否や真っ先に悪魔スターリンのソ連を承認してしまいました。
容共の立場をとるルーズベルトは共産主義の脅威に気づきませんでした。その結果、ソ連から多数のスパイが米国に送り込まれ、米国は一気に赤化します。

これがそもそもの大きな間違いの第1歩でした。

米国の建国理念は、自由と民主、そして神の下の平等でした。
この建国理念は、無神論で自由と民主を認めない共産主義とは相容れないものでした。共産主義は破壊と闘争を展開する思想です。世界平和に大きな脅威となる思想です。

ルーズベルト大統領は、悪魔のスターリンにそそのかされ日本を悪者と勘違いします。そして、日本に戦争を仕掛けることを決意します。その為に、日本の石油を始めとする戦略物資の供給を停止します。これは事実上の日本に対する宣戦布告と国際的には見なされています。

そして、日本が真珠湾攻撃をせざるを得ない筋書きを創り、日本を追い込んでいきます。
フーバーから見れば、全くやるべきでない戦争でした。
日本は最後の最後まで戦争を回避する努力を続けていました。昭和天皇が1941年11月、すなわち開戦の前月に3ヶ月のクーリング・オフ期間を提案します。
この頃ドイツ軍がそろそろ弱っていた時期なので、もし3ヶ月のクーリング・オフ期間が実施されていれば、戦争は回避されていたかもしれません。
ルーズベルト大統領は、日本の最後の要請を無視しました。
その裏に、好戦派のスターリンと英国チャーチル首相の影響がありました。

その結果、日本の真珠湾攻撃へとつながります。

日米開戦がスタートして、最初は日本軍が有利に展開しました。
しかし、国力の差は歴然としており、最後は日本は力尽き、和平交渉へと持って行きました。
1945年3月には東京大空襲となり多数の民間人が殺されました。これも国際法違反です。
そして、日本各都市への空襲が開始され、多数の民間人が命を落としました。
この時期日本は白旗を揚げていました。しかし、米国は日本の和平の申し出を受け入れませんでした。
丁度この頃1945年の4月にルーズベルト大統領は突然死します。

その後を継いだのがトルーマン大統領です。
トルーマンは、当時完成したばかりの原爆を使いたくなり、和平協定を先延ばしして、広島、長崎と2発落としました。

容共派のルーズベルトはソ連に大量の武器を供与しました。
その結果、東欧をソ連の衛星国として支配することができました。

終戦後も、中国は蒋介石の国民党と毛沢東の共産党との内戦状態でした。
力をつけたソ連が毛沢東を支援し、蒋介石を台湾へと追放しました。
1949年毛沢東の中共が誕生します。

このころ米国はようやく共産主義の脅威に気づき始めます。

1950年には米ソの代理戦争ともいえる朝鮮戦争が勃発します。その結果、南北朝鮮に分断され、戦争は終結せず、未だ停戦状態です。

その後、ベトナム戦争が起こり、米国は深く関与しますが、敗北し、大きな挫折感に見舞われます。そして、これが米国内に大きな不協和音をもたらすことになります。

一方、毛沢東の中国共産党は1971年頃は疲弊し、崩壊寸前の所まできていました。
それを救ったのがニクソン大統領とキッシンジャー補佐官による米中国交回復でした。
この米中国交回復により中国は息を吹き返しました。
翌年1972年田中角栄内閣の時に日中国交正常化となり、日中友好という美名の下、日本は中国の発展に大きく手を貸すことになります。
これも今から振り返ると政策の大失敗といえます。

フーバー元大統領は、日本は決して侵略国家ではなく、日米開戦はルーズベルトが仕掛けたものと断定しています。
また、日本の朝鮮支配は、港湾、道路、鉄道のインフラ構築や教育を実施しており、これが後の韓国の経済発展の基礎になったと高く評価しています。

1933年、すなわちルーズベルトが大統領選挙に勝利するまで、米国でリベラルというと自由、民主、信仰でした。
それがルーズベルトが大統領に当選してからは、左傾化し今ではリベラルというと大きな政府を目指す政策となります。これに対抗して、小さな政府を目指すのが共和党ということになります。
自由を掲げる米国がなぜ自由を否定する共産主義国家と手を結んだのか。だからフーバーは「裏切られた自由」という大書をライフワークとして書き残しました。

もし、ルーズベルト大統領が日本との戦争を仕掛けていなければ、悪魔の共産主義国家ソ連や中国の台頭は防げました。

そして、冷戦は起こらず、朝鮮戦争やベトナム戦争も起こらなかったといえます。

ヒットラーのナチスドイツとスターリンのソ連、悪魔同士を戦わせておけば、戦争は欧州だけに止まっていました。日米戦争は起きていません。
そして、世界は平和となり、軍事費も少なくて済み、その分経済成長につぎ込むことができました。

その意味でルーズベルト大統領の19の失敗は、戦前戦後の世界政治に大きな悪影響を与えたといって過言ではありません。

戦後75年経ち、米国から押しつけられた自虐史観を未だに信奉している日本人もこの辺で戦前戦後の世界史、特にフーバー元大統領の「裏切られた自由」を熟読してほしいものです。
なお、簡易にまとめた加瀬英明、藤井厳喜、茂木弘道、稲村公房共著「フーバー大統領が明かす日米戦争の真実 米国民をもだました謀略」がお奨めです。

米国の根本的価値観である自由を裏切ったルーズベルト大統領の罪は大きいです。
「裏切られた自由」は最近日の目を見るようになったばかりでした。

戦前戦後の世界史の真実を米国民が知ったとき、米国民は永久に良心の呵責に悩むことになるでしょう。

その時、米国大統領が日本人に罪を詫びれば、優しい日本人のことです。きっとその謝罪を受け入れてくれることでしょう。

その時、日本人は自虐史観から解放され、日本人の祖先に自信を持つことでしょう。
そして、過去の米国の過ちを水に流し、日米の対等な同盟関係が成立することになるでしょう。

そして日本は「日本の国は日本が守る」という自立した民主主義国家の常識に立ち返り、真の独立国家として第2の独立国家日本が誕生することになるでしょう。

日米の共通の敵は、中国共産党であることを認識し、中共の追放に向け、真摯に立ち向かえば、中共は滅びていくことでしょう。

その役割を現在トランプ大統領が果たしています。
なお、バイデン候補は親中派であり、悪魔中共から多額のマネーを入手しています。従って、バイデン大統領が誕生したら、悪魔中共が復活し、日本の尖閣諸島は侵略されるリスクが極めて高くなります。

フーバー元大統領は、中国が第3次世界大戦を引き起こすことを予想していました。

今こそ共産主義はコロナウィルスと同じと認識するときです。
 
コロナウィルスは、中国習近平国家主席が意図的に発生させた説が定着しつつあります。

共産主義の思想は人の思想に寄生し、その人の人生まで狂わしてしまうコロナウィルスより恐ろしい思想であることに欧米諸国は気づき始めました。

今こそ、コロナウィルスより怖い中共を滅ぼすことで、世界平和が実現することを認識するときといえます。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

今年は例年より「マーキュリー通信」を書くペースが速く、気がついたらとっくに16年連続200号を達成していました。

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