「マーキュリー通信」no.4105【ワンポイントアップの経営術-252「経営の神様 稲盛和夫の利他の経営学に学ぶ-4」】
「人生に目標を持った人と、持たない人とでは、人生の後半では相当な差がついてしまうはずです」
この言霊は、特に人生100年時代が進展する中において強く感じます。
人生80年時代なら、定年退職後、退職金で悠々自適の生活を送る人生も良かったかもしれません。
しかし、人生100年時代では、男性は70代前半、女性は70代後半で健康寿命が終わり、残りは寝たきり痴呆老人となっています。
従って、人生の最晩年の25年間をどう生きるかによって、人生が輝いたモノになるのか、そうでないのかが変わってきます。
稲盛さんのように仏門に入るも良し、そこまで行かなくても宗教の門をたたいて、自分の人生を見つめ直すのも良いといえます。
最近、私の周りでもそのようなアクティブシニアが増えてきています。
人生の最晩年に見つけた「信仰」という金貨は天国に通じる通行手形になるかも知れません。
その時の条件として、稲盛さんのように徹底的に自己を見つめ、人生を振り返り、反省していきます。するとこれまで人生の途上で出逢った人々に対する感謝の念が湧いてきます。これが法雨、感謝の涙です。
その時に通行手形が有効となります。
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