「マーキュリー通信」no.4133【クリエイティブに生きる-43「消滅危惧都市から見事復活した池袋」】
10年ほど前には豊島区は出産年齢人口が少ないために消滅危惧都市に指定されました。その危機感から池袋を中心に豊島区はいろいろな策を打ってきました。
豊島区新庁舎は超高層マンションを建設し、上階の部分を売却して新庁舎建設資金に充当し、豊島区方式として話題を呼びました。
旧庁舎跡地には、芸術文化施設HAREZA(ハレザ)を始めとした複合施設を建設して、若者達の人気の町に変えようとがんばっています。
また、新庁舎の近くには南池袋公園を造り、若い夫婦を中心とした区民が多数集まっています。
その近くのグリーン大通りには昼夜問わず、露店を出して、人の動きを誘引しています。
更には、テレ東と組んでバーチャル池袋計画を進め、バーチャル池袋建設により、自由空間を演出しています。
現在池袋駅が東西を分断していますが、将来的には池袋駅を横断橋がまたぐ計画があります。
こうなると池袋は一気に魅力的な町に変身していきます。
豊島区と民間が一体となって消滅危惧都市解消を進めてきた結果、豊島区の人口は増加に転じ、現在29万人台、まもなく30万人の大台に手が届く見込みです。
何よりも6歳以下の子供が増加に転じたことが最大の朗報といえます。
お役所でも危機意識を持って民間の意見を取り入れながら行政に当たれば様々なアイデアが湧いてきて、行革につながる好例といえます。
元豊島区民としてはうれしい限りです。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
大阪市が大阪都構想に再チャレンジ中です。
はっきり言って私は反対です。
ある程度の地方分権は必要です。
しかし、愛知県の大村知事のような県民の感覚から遊離したとんでもない知事が出てきます。県民が立ち上がりリコール運動を展開中ですが、責任をとって辞めて欲しいです。
また、沖縄県玉城知事は極左であり、中国の手先として中国侵略を誘導しています。
こういうとんでも知事が出てくると、日本の国防危機にもつながります。
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