「マーキュリー通信」no.4126【ワンポイントアップの人間力-173「未熟であると思えば伸びしろが大きい」】
今月から始まった「35歳の少女」(日テレ 毎週土曜日22時)は、我々大人が忘れていたモノに気づかせてくれる好番組です。
柴咲コウが主役を演じる35歳の望美(のぞみ)は25年間意識不明で寝たきりでした。
10歳の時に自転車事故で死を宣告されました。
しかし、母親(鈴木保奈美)の懸命な看病の甲斐あって一命を取り留めます。そして、25年後に奇跡の復活を果たします。
しかし、望美の心は10歳の少女のままです。但し、外見は35歳の女性です。
一方、過去25年間で望美の看病を巡り家族間に不協和音が流れ、夫婦は離婚。妹(橋本愛)は家を出ます。
しかし、その事実を望美の為と思い隠します。
一家離散した家族は、純粋無垢な望美の心に救われ、自分たちのエゴ、偽りの自分に気づき始めます。
そして、ばらばらになった元家族が望美を通じて1つになっていきます。
本ドラマを通じ、日頃忘れている多くのことを学びます。
10歳の子供は未熟です。しかし、その分”伸びしろ”は大きいです。未熟であるほど伸びしろが大きいといえます。
人間は大人になるに従い心身共に成長していきます。
体の成長は20歳程度で止まります。しかし、心の成長は一生続くはずです。
しかし、いつのまにか素直さに欠けるようになり、自分の経験を通じて物事を見るようになります。自分は熟したと勘違いします。
しかし、熟したと思った瞬間、伸びしろは無くなります。
しかし、最後まで未熟者と思えば、死ぬまで、心の伸びしろは留まることはありません。
ドラマ「35歳の少女」を通じて、毎週学ばせてもらっています。
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