「マーキュリー通信」no.4157【ワンポイントアップの経営術-258「経営の神様 稲盛和夫の利他の経営学に学ぶ-8」】
今回の一転語は「集団、それはリーダーを映す鏡なのです」です。
これは一般人に響いた稲盛語録の第2位に読者が挙げた言葉です。
私も長年中小・ベンチャー企業の経営コンサルタントをしてきて、そのことを痛切に感じます。
中小企業の経営の99%は社長の責任といえます。
今年はコロナ禍で経営的に厳しかった中小企業は多かったと思います。
そういう厳しい政治経済社会情勢の中で、いかに次の手を打ち、変化に対応していったのか、まさに経営者の資質を問われた年でした。
今はどん底かも知れない。でも明るい将来を指し示すことができる経営者は従業員にこの社長と一緒について行こうという希望の光を点すことになります。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
パナソニックの経営が厳しいようです。社長交代の発表もありました。
私は社名を松下からパナソニックに変えたときに、創業者松下幸之助の経営理念、利他行という精神が置き去りにされ、長期的に衰退していくのではないかと危惧していました。
事実、パナソニックの家電製品の大半は中国に製造拠点を移し、チャイナソニックと揶揄されるまでになりました。
我が家ではTV、ブルーレイディスクプレーヤー等「松下」の家電製品が残念ながら多数を占めています。
それ以外の商品はなるべくパナソニックの家電製品は余り使いたいと思わないです。
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