「マーキュリー通信」no.4311【私のヒューマンネットワーキング-48「盗人にも五分の理」】
デール・カーネギーの名著「人を動かす」を再読しました。
「人を動かす」には理屈ではいかない面も多々あります。
今回一番刺さった言葉は「盗人にも五分の理を認める」でした。
暗黒街のボス、アル・カポネは、最期「俺は世の為人の為に尽くしてきた。しかし、俺の得たものは世間の冷たい非難とお尋ね者の烙印だけだ」と述懐しています。
自分の周りで極悪人アル・カポネに勝るような人はまずいないでしょう。
私も過去に騙されたり、契約や約束を破った人と数多く接してきました。
若いときには憤慨し、怒り、彼らを責めました。
しかし、時間の経過と年齢を重ねた現在ではとらえ方が変わってきました。
過去に詐欺に遭った人もいました。しかし、今では彼のことを、「自分の脇の甘さを指摘してくれてありがとう」と思えるようになりました。
最近でも契約を守らない人はいます。その彼に対しても、守れない理由を聴きます。
そして、理解することで相手との人間関係は維持されます。その結果、信頼関係は構築されていきます。
こうして良いヒューマンネットワーキングができあがっていきます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
昨年4月に出版した「あなたの人脈力10倍アップの極意」の好評につき著者在庫がなくなりましたが、追加入荷しました。
ご希望の読者は、定価1540円を著者サイン入り送料込み1500円でお届けさせて頂きますので、ご連絡をお待ちしています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.4310【幸福になれない症候群-23「コロナ禍で自殺者増加!」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.4312【健康は財産!誰でもできる超簡単健康法-261「私に第2の食事革命をもたらした世界的ベストセラー書フィットフォーライフ」】 »
コメント